ユニコーンについて その3 【佐々木】
こちらではご無沙汰しております!っていうかまぁ、色々ご無沙汰してます。
メンバーのリレーが全然繋がらないキンモクセイの枝でございますが。『その2』まで続いていた『ユニコーンについて』の続きを。
高校に入ってユニコーンのコピーバンドを組みましてん。意図したかどうか忘れましたが、割と律儀にリリース順にコピーしていったような記憶があります。
今日はそんな若き佐々木少年が挑んだユニコーン1988年発表の2ndアルバム『PANIC ATTACK』をご紹介します。敬称略で、ご紹介します。
『BOOM』発売の翌年、Keyの向井美音里が健康上の理由で脱退。当時プロデューサだった笹路正徳氏の弟子で、マニピュレーターとして『BOOM』からレコーディングにも参加していた阿部義晴が、この『PANIC ATTACK』のレコーディング中に正式加入している。この阿部義晴の存在が、もともと才能豊かだったユニコーンの世界をさらに広げ、開花させていくことになるのです。
当時ユニコーンの世界にググッと惹き付けられたのがこのアルバムです。いきなりアカペラで始まるギミック。クールなニューウェイブ色が強かった1st『BOOM』に比べて、格段にキャッチーになったアレンジ。曲のタイトルも、『BOOM』は全曲英語だったのに対して、日本語タイトルが増えてきます。なにより、ドラムの西川君がモヒカンです。キャッチーですね〜。
では、中でもお気に入りの数曲を抜粋。
1.I'M A LOSER
民生のアカペラ1本でのサビ始まりな上、オケが入ってさっそく半音転調すると言う、かなりインパクトのあるスタートです。普通ラストの大サビとかでやるようなことをいきなりですからね〜。しかもアルバムの1曲目だから、なおのこと。
ビートルズの同名曲も歌から始まるんだけど、ビートルズ好きなメンバーなだけに、そこからヒントを得てるんじゃなかろうか。
3.SUGAR BOY
疾走感のある、このアルバムを代表する一曲。
キャッチーなギターアルペジオにさり気なくややこしいキメで始まるこの曲。当時のコピーバンドで険悪になるほど練習しました。
過去の映像とか見ると、結成当時からやっていたっぽいです。その映像での歌詞と、CDになってからの歌詞が変わってるので、あ、メジャーの洗礼受けたんだなと(笑)
しかしキー高いですね〜。ライブ映像でも滅多に音を外さない民生は凄い。
4.抱けないあの娘
出会った頃は可愛かった彼女がどんどん太っていくというストーリー。プリプリの奥居香をモデルにしたという説もある。歌詞に出てくる「3分待ってくれ」というのは、カップラーメンのCMタイアップを狙ったらしい。
くり返し出てくるギターフレーズが秀逸で、当時一日中このフレーズ弾いてた。アコギも結構理想的なストロークをザクザク弾いていて、おそらく民生が弾いていたんじゃないかと。高校生の時はアコギが入ってることすら気がつかなかったけど。
他にも尺八とか、シャレのきいた音色が所々に出て来て楽しい。
7.サービス
なぜか全作品の中でもかなり好きです。地味なんだけど良いんですよ〜。一応、Aメロ、Bメロ、サビと言う風に進んでいくんだけど、俗に言うそれらとはなんか違って。特にサビなんか全然サビっぽくなくて盛り上がらない。しいて言うならBメロが一番テンション高い。後半、特にこれと言ったソロじゃなくて、ループな感じで終っていくのとか、この侘び寂び感が好きなのかな〜。
8.ペケペケ
このアルバムは、イントロに命かけてるんじゃないかってくらいにほぼ全曲気になる始まり方、もしくは美味しい要素を凝縮した始まり方をするんですが、その気になる部門第一位がこの曲。このイントロとキ−ボードソロだけ、なぜかインドっぽい要素が入っていて、歌詞とも特に関係ないってのが良い。
この曲の力の抜けた歌詞はドラムの西川君。このセンスは何気に民生より西川君の方が先に開花しており、自然と影響を受け合ったと見ている。
歌いだしはベースのEBIでサビは民生が歌う。このミュージカル的雰囲気がたまらない。
9.SHE SAID
疾走感があってさわやかな曲調なんだけど、Bメロの多重コーラスが難しくてコピー出来なかった。コーラスワークもユニコーンの魅力の一つ。やっぱり民生一人でやってるやつより、メンバー全員でやってるコーラスが好きだけど。
この曲のメロディも「とりあえず様子見のAメロ」とか、「サビに向かうためのBメロ」ではなくて、一個一個美味しいパーツで成り立ってるのが素晴らしい。
さ、書かなかった曲も別に書けるんだけど、全部は大変だから割愛しましたというだけで、どれも良いですよ。
これを書くために、久々に全曲飛ばさずに聴きましたが、ホントよく出来てます。さっきも書きましたが、イントロ及び前半部分に「曲を飛ばさせない」工夫がされていると思いました。俺も曲を視聴するときなんかは、最初の数秒で判断してしまいますからね。うむ、勉強になるな〜。民生なんて当時23歳とかなのに…。
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コメント
わーい、良くん更新ありがとう。
しかも私も大好きだったユニコーンの2ndパニックアタック!いいですよねー。プロミュージシャンの解説付きで楽しく拝見しながら、久しぶりにアルバム引っ張り出して聴いてますよ。全曲解説してくれてもいいのにな。それにしても当時の想い出がフラッシュバックします。懐かしい。
そうそう、9曲目のSHE SAIDのBメロの多重コーラスは、カラオケではどのパートを歌ったらいいのか未だに分かりません。難しい。
さて、次のその4は「服部」かなぁ、なんて淡い期待を持ちながら、気長に待ってま~す。
投稿: 匿名子 | 2006/11/05 2:22:57
更新&熱弁ありがとうございます!!!
ものすごく熱く語っていたので、なぜか私も肩に力入ってしまっていました(笑)
リレーつながるといいなぁ♪
つながることを期待しています(*--)。oO
投稿: ハチ | 2006/11/04 2:46:58
いやあ…当時のアルバムは引越しのダンボールの中でも、一生懸命思い出しました。
んでも、サービスだけ思い出せません。
おっかしいな~、あんだけ聞いてたのになあ…ルーザーの歌詞の違いは覚えてるのに(^^;)
キンモクセイのメンバーさんお忙しそうですがお体に気をつけてくださいね~
投稿: むーにゃ | 2006/11/03 23:46:22
わ!やっと更新されていると思ったら佐々木様!しかも全開でユニコーンについて語ってるー。久しぶりにガッツリ読ませて頂きました(笑)
良くんの好みは割りと両極端なんですね。凝ったギミックがお好きなんですね!…って勝手にそう思っただけですスイマセン~
最初の数秒で判断ってのが凄いですね~ちょっと曲が可哀想かも(笑)ニュアンスが違うかと思いますが、最初は何とも思わなくても聞き込んで後から味が出てくるスルメの様な曲も好きなので…
リレー、繋がりませんねぇ(涙)繋がるといいなぁ(祈願)
投稿: melody | 2006/11/03 3:29:46